TAKUMA327's diary

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Ryzen 5 2400G ベンチマークレビュー

Ryzenシリーズ初のAPUとなった、Raven RidgeことRyzen 2000Gシリーズ。今回は、そのうち「Ryzen 5 2400G」を入手したため各種ベンチマーク等のテストを行いました。
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 検証に使用した構成は以下の通り。

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OSはWindows 10 Pro 64bit版を使用し、電源プランは「Ryzen Balanced Power Plan(AMD Ryzen バランス調整)」を選択。また、Radeon Softwareのバージョンは18.5.1となっています。

 

【CPU性能ベンチマーク編】

CINEBENCH R15

CINEBENCH R15の実行結果は以下のようになりました。
https://pbs.twimg.com/media/DeqvaruUEAARYv1.jpg
また、以下のグラフは、Core i7 7700K及びCore i7 4770Kのスコアとの比較です。

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クロックの差もあり、Core i7 7700Kとは依然としてスコアに開きがあるものの、Core i7 4770Kと比較するとマルチスレッド性能では上回り、シングルスレッド性能もほぼ追いついているようです。Haswell世代までのCore i7の性能に満足できているのであれば、Ryzen 5 2400GでもCPU性能で困ることはないでしょう。

Hyper PI

 Hyper PIは、いわゆる「π焼き」をマルチスレッド対応させたベンチマークです。マルチスレッド対応といっても、すべてのスレッドで同時にπ焼きを実行し、最良・最悪スコアを記録したスレッドと、各スレッドの平均スコアを表示するだけであることに注意。今回はデフォルト設定からテストしました。

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しかし、デフォルト設定ではCPUの実コア数ではなくスレッド数に合わせてπ焼きを実行するスレッド数が設定されるため、SMTを採用したCPUでは実コア数と合わせて設定した場合に比べてパフォーマンスの低下が予想されます。そのため、4スレッド設定でのテストも行いました。

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すると、2~3秒ほどスコアが短縮され、スレッドごとのスコアのブレも小さくなることが確認できました。
 

CPU-Z

 CPU-Zは主にCPU等の情報を取得・表示するユーティリティですが、最近のバージョンでは簡易的なベンチマーク機能が搭載されています。今回は、CPU-Z Ver 1.85.0を用いてベンチマークを行いました。

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このベンチマークでは比較対象が選択できますが、今回は最も近いスコアであったCore i7-4790Kを選択しました。シングルスレッドのスコアではまだ多少開きがあるものの、マルチスレッドのスコアはほぼ誤差の範囲と言って良いでしょう。

 

ちはやローリングWE

 ちはやローリングWEは主にシングルスレッド性能に依存するベンチマークです。ここではデフォルト設定のまま計測を行いました。

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【グラフィックス性能ベンチマーク編】

3DMark

DirectXを用いたグラフィックス性能のベンチマークとしては鉄板とも言える3DMark。今回はそのうち「Time Spy」「Fire Strike」「Sky Diver」の3つのテストを行いました。

Time Spy

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Fire Strike

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Sky Diver

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総合スコアにはCPU性能も影響するので、単純なGPU性能のみを比較したい場合はGraphics scoreの値を参考にすると良いでしょう。

 

Unigine Heaven Benchmark 4.0

初のDirectX 11世代のベンチマークソフトとして、Unigineによって2009年にリリースされたのがHeaven Benchmarkです。今回は「Extreme」プリセットを適用してテストを行いました。

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解像度が1600x900のウィンドウモードとなっていますが、これはHeaven Benchmarkにおいて「Extreme」または「Basic」のプリセットを選択すると解像度が固定されるためです。「Custom」を選択すれば1920x1080でのテストを行うことも可能ですが、プリセットを用いた設定のほうが比較が簡単なので、今回はこちらを使用しています。

Unigine Superposition Benchmark

Superposition BenchmarkはHeaven BenchmarkのUnigine社によるDirectX 12世代のベンチマークソフトです。今回は「1080p Medium」のプリセットでテストを行いました。

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平均フレームレートは15fpsをやや上回る程度であり、「一応紙芝居でなく動画に見える」くらいのフレームレートですが、Superposition Benchmarkのグラフィックスは大変美麗で、CPU内蔵グラフィックスでこれが動いて見えるというのは非常に感慨深いものがあると感じました。

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク

スクウェア・エニックスによる「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」の公式ベンチマークソフトです。NVIDIA GameWorksを利用したタイトルであり、Radeon系のGPUには比較的不利なタイトルとなっています。設定は解像度1920x1080・フルスクリーンで「標準品質(デスクトップPC)」プリセットとしました。

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「とても快適」の表示ではあるものの、レポート出力機能を使用して得られたデータによると、平均フレームレートは34.950fpsとなっています。30fps程度出ればそれなりに遊べる域ではありますが、60fps程度まで出したいということであれば設定を下げる必要があるでしょう。

 

ドラゴンクエストベンチマーク

スクウェア・エニックスによる「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」の公式ベンチマークソフトです。設定は解像度1920x1080・フルスクリーンで「最高品質」プリセットとしました。

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比較的軽量なタイトルのベンチマークなので、最高品質の設定でも「すごく快適」の評価を得ることができました。ドラゴンクエストXをプレイしようと考えている人にとって、Ryzen 5 2400Gは良い選択肢となるでしょう。

 

PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4

セガによる「ファンタシースターオンライン2」の体験版兼ベンチマークソフトです。こちらも、ドラゴンクエストXほどでは無いものの比較的軽量な部類に入るタイトルです。とはいえ、NVIDIAGPUに最適化されているタイトルであるためAPUでの使用感が気になる人も居るでしょう。今回は、設定5及び6のプリセットでテストを行いました。解像度1920x1080・フルスクリーン設定であるという点は共通です。
・設定6

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・設定5

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ベンチマーク中に表示されているフレームレートを見る限りでは、設定6では平均50fps程度で動作しており、十分ではあるもののやや物足りない動作といったところでしょうか。FreeSyncを搭載した(リフレッシュレートの変動する幅が45-60Hz程度の)ディスプレイであれば問題ない程度とも言えます。
一方の設定5では、瞬間的に60fpsを割り込むこともあるものの、殆どの場面で60fps以上を維持できており、設定5であればPSO2を快適にプレイすることが可能でしょう。

 

DiRT Rally

「DiRT Rally」はCodemastersによるレース(ラリー)ゲームです。Radeon系のGPUに最適化された数少ないタイトルの一つとなっています。今回はゲーム内から実行できるベンチマークモードを利用し、解像度1920x1080・フルスクリーン設定において「Medium」「Low」「UltraLow」の3つのプリセットでテストを行いました。

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Lowだとやや物足りないものの、UltraLowではオーバー気味のフレームレートが出ています。また、LowとMediumの差は比較的小さいです。DiRT Rallyをプレイする際は、一旦LowまたはMediumのプリセットを適用してから個別の項目で設定を下げると良いでしょう。

WarThunder

「WarThunder」はGaijin EntertainmentによるF2P(Free-to-Play)のMMOコンバットゲームです。このゲームもDiRT Rally同様ベンチマークモードが搭載されています。ただし、DiRT Rallyと異なりNVIDIAGPUに最適化されているゲームです。今回は解像度1920x1080・フルスクリーン設定において、高(High)プリセットでのテストを行いました。
・太平洋戦争(昼)

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・戦車戦(CPU)

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「太平洋戦争(昼)」は主に航空機と艦船が登場するベンチマークです。こちらでは最低60fpsをキープできており、快適にプレイできるラインをクリアできていると言えるでしょう。一方「戦車戦(CPU)」はその名の通り戦車が多数登場するベンチマークです。実際のゲームでも航空機戦より戦車戦のほうが重い傾向にあり、ベンチマークの結果にもそれが現れています。ただし、戦車戦は航空機戦ほどフレームレートの重要性は高くありません。戦車戦をメインにプレイする場合で、60fpsをキープしていないとどうしても気になるというわけでなければ「高」プリセットでも良いでしょう。

PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS

「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」は、スマートフォン版共々大人気のバトルロワイヤルゲーム(以下PUBG)。このゲームにはベンチマークモードは搭載されていないため、実際にゲームをプレイし、フレームレート計測ツール「Fraps」を用いて最大・最小・平均の各フレームレートを算出しました。なお、設定は解像度1920x1080・フルスクリーンで「非常に低い」プリセットを適用しています。

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ゲームの実行が全く不可能というわけではないものの、快適には程遠いというレベルの動作です。さほど動きの激しくないゲームでは平均30fps以上出ていればある程度快適にプレイできますが、PUBGのような動きの激しいアクションを伴うゲームでは最低60fps以上を保ちたいところ。もしRyzen 5 2400GでPUBGを遊びたいということであれば、少なくともフルHD(1920x1080)では不可能でしょう。とはいえ、設定を落としたところで60fpsを維持するのは厳しいと思われます。

フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術師~

フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術師~」は、コーエーテクモゲームス・ガストブランドのRPGゲームです。基本的にはPS4版の移植であると考えて良いでしょう。このゲームもベンチマークモードは搭載されていないため、PUBGと同様にFrapsを用いて計測を行いました。今回は、解像度1920x1080・フルスクリーンで、影の設定を「SHADOW_LOW」にした上でテストを行いました。

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最低フレームレートがきちんと取得できていないようですが、おそらくシーン切り替え等の際にそのように記録されてしまったのでしょう。平均フレームレートは30fpsを超えており、RPGゲームとして十分プレイ可能なフレームレートではあります。そもそも、このゲームはRX 480を搭載した環境でも重いシーンは重かったりします。

 

まとめ

以上、Ryzen 5 2400Gのベンチマークを行ってきました。CPU性能はHaswell世代のCore i7並となり、GPU性能も前世代のAPUと比べて大幅に向上していると言って良いでしょう。
記事執筆時点では、メモリ価格の高騰がネックではあるもののCPU/APUは相対的に安くなっており、決して損な買い物では無いのでしょうか?筆者としては、Ryzen 5 2400Gには性能重視でDDR4-3200を、Ryzen 3 2200Gにはコスト重視でDDR4-2666あたりを使用するのが良いだろうと考えています。

 

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